借金があって転職できない!飲食店を変える時の注意点

転職する場合の借金問題

住宅ローンや個人でローンを抱えている。

いわゆる「借金」。

借金は決して歓迎できるものではないが、考え方によっては仕事を頑張るための起爆剤になったりもするため一概に悪いものとは言い切れない。

家や車のローン、日々の買い物の支払い、銀行のローン。カードローンや何かの支払いを抱えている人なんて至って普通でしょう。

しかし中にはこの借金があるが故に転職に踏み切れない

こんな方も多いはず。

住宅ローンならまだしも消費者金融に金を借りているため転職すると次の会社でそれがバレるんじゃ・・・。

こんな不安を抱えている人もいるかもしれない。

ここでは飲食店勤務者が借金を抱えていても転職は可能なのか?

何か注意点はあるのか?

こんな事を考えてみたいと思います!

目次

飲食店の面接裏事情

飲食店で長年勤務してて社員の面接等にも深く関わる用になってくると、色々な応募者がいることに気付く。

入社の敷居が低い業界なので、様々なタイプの人間が門を叩いてくるわけです。

要は変なやつが非常に多い。何かしらの事情を抱えている。

志望動機や勤務内容に関してなどのありきたりの質問を済ませ、最後に何気なく、

「借金は無いよね?」

こんな質問をする。

大抵の人は本当に借金がなく「無い」。と返答したり、仮にあったとしても「無いです。」

こう答える。

中には持ち家を所有している人なんかもいるため、そういった人は必然的に住宅ローンを抱えているので、こういったケースでは借金の有無の質問はなされない。

ここで飲食店の面接官が聞いているのは消費者金融の借金があるかないか

というのも飲食業では社員は売上現金の管理があるが故に、借金があるかないかで信頼度が変わってくる。

また借金=だらしない、という図式もあるために自己管理ができていないと長時間労働の飲食店では勤まらないのでは?と捉えられる。

そのため面接の最後でこういった質問を課すわけです。

ここで借金があるにも関わらず「無い」といったものの、いざ契約の際に不安になって辞退。こういった人も案外多いのでは?

仮に応募者が消費者金融からの借り入れが50万あったとしましょう。

面接で借金は無いと言い切ってもまずバレません!契約する際にも借金があることで何か不利になる。こんな事も有り得ません!

会社側からは借り入れの状況なんかを調べる方法など当然無いし、仮に調べようとしても個人情報保護の面から調べる事はできないのです。

JICC(日本信用情報機構)やCIC(シー・アイ・シー)に問い合わせをしてみても本人の証拠を示せない限り、借り入れ状況などは全く開示されません。

その為もし借金があって転職先にバレるのが恐い。

借金があるので転職できないのでは?

こう考えている人は全くそんな事はないので自信を持って転職に臨んで下さい。そして堂々と面接で「ない」と言って下さい!

特に飲食業のような慢性的な人手不足に悩まされている業種では、可能な限り人員を採用したいのが本音。

特に20代で経験有りなどの人材であれば喉から手が出るほど採用したい。

こういった場合、借金があっても無いと言ってくれ!

心の中ではそんな風にも思っています。

借金があって転職できないなんて勿体無いです。

注意点

ただし借金を抱えた人間が転職する際の注意点もあります。

消費者金融等の金融機関では普通所得が無ければ借り入れはできません。

そのため仕事場が変わった時にはその届出を提出する必要があります。

また借り入れ先の会社によっては在籍確認の電話がかかってくる所もあります。本当にその会社に在籍しているかの証拠をとるアレです。

そういった事も踏まえて、新たなる転職先では在籍場所を店舗の電話番号にしておくのがオススメです。

これを間違って事務所なり本社なりにしてしまうと、そこに電話がいってしまいます。在籍確認の電話は消費者金融の社名ではなく、個人名でかかってきますが、感の良い幹部達は結構気づいたりもします。

また大手の飲食店では個人情報の観点から答えられない。と受付の事務員に一蹴される場合もあります。そのため転職して在籍確認が必要な場合には店舗の電話番号を登録しておくと良いでしょう。

もし自分が電話に出れるならそれに越した事はありません。金融会社によっては都合の良い時間に電話をかける用に調整することもできます。

「15日の16時頃に電話して下さい。」こんなお願いをしておくとその時間に電話がかかってくるので、それに合わせて電話周辺で何気なく作業してスタンバっとくと良いでしょう。

事情をよく分かっていないアルバイトが多い場合にはこういった心配は無用です。仮に彼らが受け取っても、「○○さん宛に電話がありましたけど?」と尋ねられるだけ。

そんな時は「うん。ありがとう。もう済んだから。」こんな感じで流しておきましょう。

余談ですが消費者金融によっては、お願いすれば在籍確認の電話を無しで済ませられる会社もあります。

社員証や保険証、給料明細これらを提示すれば在籍確認の電話は免除。こんな会社もありますので、気になる人は自分が借り入れている金融会社に問い合わせてみるのも良いでしょう。

金融会社も運営しているのは人間です。四苦八苦しながらもなんとか返済しようとする人間を無下に扱ったりはしないものです。

借金があって転職できないは勿体無さ過ぎ!

借金を抱えているために嫌な仕事から抜け出せない。転職したいのにできない。こんな不自由な事はありません。苦痛です。

もちろん抱えている借金の規模にもよりますが、数十万程度であれば悩むうちに入りません。人によっては数百万あっても平然と色々な飲食店を渡り歩いている人もいるぐらいです。

むしろ何も行動しない方がリスクが高いと言えます。

だって嫌で苦痛な時間を過ごしているんだから。嫌な上司、合わない雰囲気感、ワンマン社長のうざいノルマ。

こんなのある意味で借金より苦痛じゃないですか?

こんな事に悩んでいるならいっその事転職してしまう。こういった選択肢も全然ありでしょう。

借金を完済したら動こうと思っても、あと何年後なのか時間とのバランスも考えたいです。

次のお店・会社では待遇が改善されるかもしれない。

次の会社は働きやすい空気感かもしれない。

こう思ったら即行動です!

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